原木椎茸栽培の便利道具(ジャンボドーム)

ジャンボ生椎茸の出荷が一段落しましたが、

引き続き椎茸ハウスの管理をしています。

 

さて、原木椎茸業界には品評会があることをご存知でしょうか?

大体の農産物同様に、原木椎茸にもそういったお祭りがあります。

『全農乾椎茸品評会』という大きな大会です。

今年は50回という記念大会!場所は鳥取!

ちなみに、1位が農林水産大臣賞、2位が林野庁長官賞です。

岩城町農園では、過去に林野庁長官賞を受賞したことがあります。

秋田県という全国的に生産者が少ない地域からの受賞は、

客観的に見ても素晴らしいことだと思います。

(秋田県では生産者が少ないので、全く話題になりませんでしたが・・・)

ここ何年も品評会に出荷していなかったこともあり、

久しぶりに出したいと思っていましたが、数が揃わず諦めていました。

が、今年は生椎茸の予約分が早く終わったのでチャレンジしてみようと!

 

よって、これからの管理の目標は品評会に向けた

良質椎茸を育てることです。

 

20170126_104543

こちらジャンボドームです。

椎茸に被せて成長を早める資材です。

生産者によっては、ラーメンカバーを代用したりします。

岩城町農園でも、ほだ木全体を覆うビニールシートと

椎茸を個別に覆うラーメンカバーを適期に使用しています。

(ラーメンカバー:出前のラーメンに被さっているゴム付きのカバー)

しかし、上記2つの資材は、被せたときに中に湿気がたまり過ぎ、

ビニールにくっ付いたりして、どうしても見栄えが悪くなっちゃうんです。

そんな時は、ジャンボドーム☆

本気を出すときはジャンボドームです!

特殊な加工をしているので、出来が全然違う!(らしいです:社長談)

 

20170126_152405

ハウス2棟で約2000枚程被せましたよー!疲れた・・・。

今日から温度が上昇気味だったので急いでやりました。

 

まずは散水して成長を待ちます!